Interview 03 関わる人すべてが幸せになる
まちづくりの一助となりたい

2017年入社 営業部建築課

齋藤 貴大

Q1.テンワスへの入社の決め手はなんですか?

ミッドサイズビルの開発においての、まちづくりに興味があった

私の就職活動の軸は、ミッドサイズビルのまちづくりを行い、関わる人すべてが幸せになるまちづくりの一助となりたいことでした。大学では建築を学び、修士課程では都市計画について学びました。その中で人と人とのコミュニティが生まれる場所において建築は重要な役割を持っており、大規模な建築でひとつのまちをつくるケースもありますが、ミッドサイズビルの開発においての線的なまちづくりに非常に興味を持っておりました。歴史的な街である京都や金沢など、海外ではパリやイタリアなど通りに面する街並みが好きなことや、そこに来るお客様や路上へ溢れ出る賑わいを創出したく、当社を志望しました。

Q2.現在の仕事内容を教えてください

建築に関する業務全般であり、主に開発と管理、営業補助

現在の仕事内容は、建築に関する業務全般であり、主に開発と管理、営業補助です。開発では、営業が仕入れてきた物件に対して、マーケティングを行い市場価値の動向やテナントニーズを調べ、マーケティングで得た情報より、世の中の不動産より一歩リードした高付加価値をつなぎ合わせコンセプトを作成します。そのコンセプトより設計会社とデザイン・スケジュール・コストのコンストラクションマネジメントを行い折衝し、施工会社と品質管理や詳細の決定を行い、古い物件を新築の物件に生まれ変わらせます。管理については、当社で保有している物件について経年優化を目指して管理します。その際に長期修繕計画や法定点検などの管理を行います。営業補助については、建築の応用的な知識技術についてのアドバイスや内見を営業と行い、技術的なアドバイスを行います。

Q3.特に印象に残っている仕事を教えてください

新宿商業ビルでの店舗企画

私が一番印象に残っている仕事は、新宿にある商業ビルの1F部分で行った「新宿横丁」という企画です。これまで当社で行ってきたことのない、同一フロアで店舗を小区画に分け6テナント様に賃貸するという小さな横丁の企画なので「おいしさ”と“上質”を手軽に日常の一コマへ」というコンセプトを打ち出しスタートしました。
建物がかなり古く、図面の寸法と実測の寸法が合わなかったり、物が出来上がるにつれて、各テナント様から様々な変更の要望があり綿密な調整を行ったりと、非常に困難な案件でした。しかし、デザイン会社やゼネコン、何よりテナントの皆様に多大なお力添えを頂き、コンセプトを実現することが出来ました。
これからも新しい開発でさまざまな課題が出てきますが実直に向き合い、常に次は前回の開発を上回れるような、自分も物件もアップデートしていく建築担当を目指していきたいです。

Q4.今後はどのようなことに挑戦したいですか?

開発において面白い企画をしたい

開発において面白い企画をしたいなと思います。不動産開発という仕事は一見すると不動産業界と、建築や建設等それを取り巻く業界でのみ成立しているように思えますが、実務経験を通じて知ったのは、開発を通じて何でもできるということです。それこそ広告業界、飲食業界、IT、エンタメ…etc とどんな業界とでもタイアップした企画が可能です。自分の発想と、提案力さえあれば業界の垣根を越えて仕事ができる、関われるというところが非常に面白く、今後は人脈をどんどん広げ、日本で自分たちしかやっていない企画を自分発信でやっていきたいです。